トップ観光・文化・スポーツ文化財東みよし町の文化財 荒神前遺跡像

東みよし町の文化財 荒神前遺跡像

荒神前遺跡像の白黒写真

昼間荒神前の、吉野川北岸農業用水幹線水路予定線上に存在した遺跡で、昭和51年(1976)12月24日~同52年2月5日にかけて発掘調査された。
遺構は円形竪穴住居跡1か所、柱穴20か所が検出された。竪穴住居跡は直径10.1mの円形で、柱穴は直径25cm、深さ40~60cmのものが8本ほぼ円形に配置され、中央に長さ2m、幅1m、深さ0.4m楕円形の炉をもち、中央部よりやや西側には礫が敷きつめられていた。
遺物は弥生時代後期の壺形土器・甕形土器・高坏形土器・結晶片岩製石錐・鉄製品(腐食が甚だしく用途は不明)等が出土した。円形竪穴住居跡は徳島県でも最大級に属するものであり、鉄製品がすでにこの地方で使用されていたことがわかる。

(三好町の史跡と遺跡より)

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