(中央公民館所蔵 平成2年5月8日町文化財指定)
この棟付帳は「山下巖夫氏」寄贈の古文書である。
- 三好郡之内足代村棟付人改御帳(明暦4年2月4日)
- 三好郡足代村棟付人改御帳(延宝2年12月21日)
- 三好郡足代村棟付人数御改帳(享保6年9月23日)
- 三好郡足代村棟付人数御改帳(文化10酉年)
- 三好郡足代村棟付御改百姓夫役帳(文化10酉年)
- 三好郡足代村棟付御改見懸銀帳(文化10酉年)
- 三好郡足代村掃除棟付人数御改帳(文化10酉年) 以上7冊
棟付帳は徳島藩の命令によって作られた村の戸籍簿である。住民を支配するための最も基本的な書類で、夫役を課したり、身居を決めるために重要視された。徳島藩では、明暦(又は万治)・延宝・正徳(又は享保)明和(又は安永)・文化(又は文政)の5期に実施されたと言われている。足代村の棟付帳は明暦4年(1658)、延宝2年(1674)、享和6年(1721)、文化(1813)の4回がそろっており、貴重な古文書である。