(中央公民館所蔵 平成12年1月18日町文化財指定 近藤千秋氏寄贈)
明治元年3月28日太政官布告により、神仏分離令が出された。(昭和21年2月廃止)この法令に基づき三好郡各村・谷の神官が自分の管轄している神社を極小社に至るまで調査し、阿波国神社調査員であった近藤忠直氏に報告したものを同氏がまとめて、明治3年12月に政府に報告した控えである。
1巻には、清水村・勢力村・芝生村・太刀野村・太刀野山村・足代村・東山村・昼間村・州津村。2巻には西山村・白地村・馬路村・佐野村・中西村・漆川村・松尾村・中津川村・大利村・川崎村3巻には山城村・西宇村・上名村・下名村。4巻には池田村・西井川村・東井川村・西井内谷・東井内谷以上の村・谷の神社の控えであるが、三加茂町分が欠落しているのが惜しまれる。
内容は山の神、龍神社、荒神社等まで調査されており、所在地、神社名、祭神、勧請年月日、社地の広さ、本社・幣殿・拝殿等の大きさ、造営者、祭日等が記載されている。
東みよし町の文化財 中央公民館の三好郡神社取調指上帳
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