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東みよし町の文化財 岩神古墳

岩神古墳

説明1

所有者は西庄山田の吉田憲雄氏。加茂谷川を挟んで、左岸の高所に丹田古墳があり、右岸の高所、標高約350m付近に立地しているのが岩神古墳である。急峻な傾斜の狭い尾根の上に築かれているため、古墳の北東側、南西側はかなり急な勾配となっている。
墳形は円形で、直径約20m、高さは斜面下方で2.5m、上方で0.8mである。斜面の上方と墳丘との境に溝があり、これは尾根をここで切断して墳丘を築いたために出来たものであろう。内部構造はわかっていないが、丹田古墳とよく似た立地条件なので恐らく竪穴式石室をもつ前期古墳であろう。盗掘の痕跡もないので、原状のまま保たれており大切に保存すべきである。なお墳丘周辺に埴輪などの遺物は認められない。昭和57年7月20日町史跡に指定された。

(みかもの文化財より)

説明2

岩神古墳は一時、土地所有者の名前をとって吉田山古墳と称されていたものであるが、今次調査を機に古墳の所在している土地名称をもって岩神古墳と称することにした。この古墳は行政上では三加茂町西庄字山田22番地にある。
この古墳は吉野川に注ぐ鴨谷川の右岸にあり、標高576mの山からほぼ北西に支脈がのびているが、その中腹、約350m付近に位置している。傾斜変換線から山頂まで急峻な傾斜が続くなかで、やや緩やかな地点を選んで古墳が築造されているが、尾根が狭いため古墳の北東・南西の両側はかなりの勾配をみせている。古墳のある付近一帯には、松が植林されかなりの松林となっており、さらに笹が密生しているが、古墳の北寄りからは木間をぬって吉野川とその流域平野を見渡すことができる。
今回の調査は岩神古墳の墳形および規模を知ることを目的としたので墳丘測量のみを行った。墳形はほぼ円形で直径約20mであろう。墳頂は平たく一面的で、中央より約6mの距離から傾斜面が始まっている。墳丘の高さは、この古墳が尾根の斜面に造られていることもあって断定することは困難であるが、斜面下方側(北西方)では約2.5m、斜面上方側(南東方)では約0.85mである。斜面上方と古墳との境には壕状のくぼみがあるが、これは地形的な制約を克服する必要上、尾根をこの位置で切断しマウンドを築いたためと考えられる。
この古墳には盗掘の痕跡も認められず、よく原状を保っているとみられるが内部施設についてはまったく不明である。また外部施設については笹が密生しているためよく判らないが、埴輪の破片は見あたらなかった。

(三加茂町史より)

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