国民年金は、若い世代が納める保険料によって年金世代の生活を支え、それを継続していく「相互扶助」の仕組みになっています。保険料を未納にしてしまうと将来受け取る年金額が少なくなったり、年金そのものを受け取れなくなったりする場合があるので、必ず納期限までに納めましょう。
令和6年4月からの国民年金保険料は次のとおりです
- 定額保険料・・・・月額 16,980円
- 付加保険料・・・・月額 400円(希望者)
*付加保険料とは、将来受け取る年金額を増やしたい人のための制度です。
保険料の免除・猶予を受けている人、国民年金基金に加入中の人は付加保険料を納められません。
保険料の納め方
市町村および年金事務所の窓口では国民年金保険料を納めることができません。
下記のいずれかの方法で納めてください。
1.口座振替
自分の預貯金等口座から保険料を納める方法です。
口座振替で納めると手間がかからず、納め忘れを防げます。
また、前納・早割を利用すると保険料が割引され、お得に納めることができます。
手続きに必要なもの | 申込み先 | 振替開始月 | 振替日 |
---|---|---|---|
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金融機関 または 年金事務所 |
申込みをした翌月以降 | 月の末日 |
*手続きに必要な書類は金融機関や年金事務所の窓口のほか、日本年金機構HPから入手できます。
*振替開始月については日本年金機構からはがきで案内があります。
*月の末日が金融機関の休業日にあたる場合は翌営業日に振替が行われます。
2.現金納付
日本年金機構から送付される納付書を用いて保険料を納める方法です。
納期限までに銀行などの金融機関・郵便局・コンビニエンスストアで納めてください。
お手元に納付書がないときは年金事務所にご相談ください。
*納付書の保険料額が30万円を超えるものはコンビニエンスストアで納めることができません。
*第1号被保険者のうち現金納付している人には、4月初旬に日本年金機構から1年度分の納付書が送付されます。年度途中で第1号被保険者になった人には、手続き後2週間程度で日本年金機構から納付書が送付されます。
3.クレジットカード納付
クレジットカードから断続的に保険料を納める方法です。
手続きに必要なもの | 申込み先 | 納付開始月 |
---|---|---|
|
年金事務所 | 手続きに1か月程度かかります |
*手続きに必要な書類は年金事務所の窓口や日本年金機構HPから入手できます。
*納付開始月については日本年金機構からはがきで案内があります。
4.電子納付
ATM・インターネットバンキング・モバイルバンキング・テレフォンバンキングなどを利用して保険料を納める方法です。
電子納付の利用には、あらかじめ金融機関と契約を結ぶ必要があります。契約方法や利用の可否については、金融機関にお問い合わせください。
保険料の前納
国民年金保険料を1年分(4月~翌年3月)・2年分(4月~翌々年3月)を年度当初の4月中に、6か月分(4月~9月、10月~翌年3月)を4月中と10月中にまとめて納めることができます。これを前納制度といい、保険料が割引されます。前納制度と口座振替をセットにすることで、割引がさらに大きくなります。
納付方法 | 前 納 | 割引がない場合 | |
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口座振替 |
現金・クレジットカード納付 |
||
1か月分 | 16,920円(60円割引) | 前納制度なし | 16,980円 |
6か月分 | 100,720円(1,160円割引) | 101,050円(830円割引) | 101,880円 |
1年分 | 199,490円(4,270円割引) | 200,140円(3,620円割引) | 203,760円 |
2年分 | 397,290円(16,590円割引) | 398,590円(15,290円割引) | 407,520円 |
*申込みには期限がありますのでご注意ください。
国民年金保険料は、全額「社会保険料控除」の対象となります
年末調整や確定申告で国民年金保険料を申告するための「社会保険料(国民年金保険料)控除証明書」が毎年11月上旬に日本年金機構から送付されます(10月以降に、その年初めて国民年金保険料を納めた人には翌年2月上旬に送付されます)。
「社会保険料(国民年金保険料)控除証明書」の再発行等が必要な場合は年金事務所にお問い合わせください。
詳しくは日本年金機構HPをご確認ください。 https://www.nenkin.go.jp/
【東みよし町最寄りの年金事務所】阿波半田年金事務所 電話:0883-62-5350