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東みよし町の文化財 西貝川遺跡

西貝川遺跡の写真

昼間西貝川の馬木谷川近くに存在し、吉野川北岸農業用水幹線水路工事に伴い昭和52年(1977)5月10日~同年6月30日にかけて発掘調査が行われた。
遺構として徳島県最初の円形周溝墓(注1)が発見された。周溝墓は直径13mあり、周溝は幅1.2m、深さ最大0.6mでゆるやかなU字形を呈し、中央部に長さ2.5m、幅0.8mの範囲で結晶片岩や砂岩の円礫が石室状に配石されており、埋葬部と考えられるが、埋葬部より遺物は出土していない。他に建物遺構・炭焼き窯跡・柱穴等が検出された。
遺物としては、サヌカイト製石鏃・石槍・結晶片岩製石斧・石錐等の石器類や、縄文時代後期から弥生時代にかけての土師器・須恵器等の土器類が出土した。

  • 注1.円形周溝墓
    円形で周りに溝がある墓。

(三好町の史跡と遺跡より)

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